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テクノロジーや文化と発展するエシカルファッションの先には

3Dプリンターとか 裸族とか

INHEELS岡田です。基本的に2週間に1度、勉強会「めぐるファッションラボ」を開催しながら日々のお店や生産やデザインやらプロジェクトのことを考えているのですが、「めぐる」で改めてサステナブルファッションを勉強すればするほど、その可能性の大きさにわくわくします。(それと同時に今できていることの無力さも痛感して落ち込むのですが)

今のINHEELSでメインに取り組んでいるのは、素材と生産工場の選び方でファッションをよりサステナブルにしていくこと。具体的には環境負荷の低い素材を使って、フェアトレード工場で縫製するとか。正直、ここから始めるのはいいんだけれどここで終わりたくないなぁとの思いが強くなってきました。というのも、ファッションをよりサステナブルにするには他にももーーーっとたくさん、そしてもしかしたらもっと効果的な方法があるから。たとえば3Dプリンターで服を作るというのは、生地の無駄もないしオンデマンドで作れるから余りにくいし、プリンターの配置によっては輸送もほぼいらない。

先日の「めぐる」の内容で印象に残っているのが、「物質的なイノベーションも大切だが、それだけではなく文化も変えなければいけない」の一節。例えば服の一生でエネルギー消費の大半を占める洗濯の頻度を減らせる魔法のような「汚れない」素材ができたとしても、「洗わなきゃなんかいや」という文化を変えない限りきっと人はせっせと洗濯をし続ける・・・等。そんなことを考えていると、逆に「必要に応じて色んな服を着るために買わなければいけない」という文化自体が変わってしまえば、今ファッション業界の問題と言われていることは一気に解決する(そしてファッション業界は壊滅するのかもしれないけど・・・)のかも。クールビズ文化が、ネクタイの需要自体を減らしてしまったのと同じように。

無駄な服を買わない、着ない、最小限でいいという文化・・・裸族(笑)

と思っていたら「めぐる」の参加者コメントが「今回の章は闇が深かった。この見栄とプライドと格付けの社会に置いてファッションは人を翻弄させるなあ~(抜粋)」ときたので、またぐるぐるしています。正しすぎる。

サステナブルファッション、たまに「なんで服着るんだろう?」ってところから考えみるといつもとは違う視点が開けて、飽きません。